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【第1回】今作のLaplacianについて

公開日:2018/03/10

例えばですよ?

例えば、Laplacianの目指すところを、

「みんなを退屈させない2時間のスピーチができる人」

と定義してみるじゃないですか。

例えばね?

そうすると、各作品でやってきたことって、

デビュー作:キミトユメミシ
 ↓ 
まずは注目を集めようと全裸で大暴れしてみる。


2作目:ニュートンと林檎の樹
 ↓ 
暴れ回っているうちに、三点倒立ができるようになる。
嬉しくてひたすら三点倒立する、依然全裸のまま。


出張:アオイトリ
 ↓ 
パープルソフトウェアさんと御影さんの仕事を目の当たりにして、全裸の恥ずかしさに気づく。


緊急社内会議
 ↓ 
とりあえず人前で服は着ようぜ。


3作目:未来ラジオと人工鳩
 ↓ 
ちゃんと服を着て登壇する。


まぁこんな感じだと思うんですよね!


というわけで皆さんようこそ、お馴染み開発コラムのコーナーです。

Laplacianで原画を担当している霜降です。








嘘です。


企画・シナリオの緒乃ワサビです。

まずは皆様、未来ラジオと人工鳩の公式サイトはチェケラして頂けましたでしょうか。

感じませんでしたか、

Laplacianの成長をヒシヒシと!

そうです、これが服を着るということなのです!!

服は着ましょう。

ドヤ顔で人生論を語ってようが、

オシャレなバーで美女を口説いてようが、

フルチンでは全てが台無しです。

陰部ばっかり気になって話がなにも頭に入ってきません。

というわけで今作は、前作ニューリンのように、

勢いに任せたティザームービーもなければ、

行き当たりばったりでノリ任せの文章もありません!
(但しこのコラムは含まないものとする)

基本的に、制作にあたっているメンバー全員が、

作品コンセプトを理解して、

物語の大オチを共有し、

各種設定が、どんな演出を狙って存在しているか把握した上で制作を進めています。

「あ、うん、これはあの、なんか、幼馴染みの四五が感極まってコクっちゃう系のシーンだから、あの」

「イイ感じにアレしといて☆」

みたいな雑な指示も大分少なくなりました(なくなったとは言っていない)

では、今回の3作目『未来ラジオと人工鳩』

そんなLaplacianが「服を着て登壇する」というのはどういうことなのか?

これはズバリ、「期待に応える」ということです。

そろそろ我々も、ポッと出のブランドという自虐に逃げられなくなってきました。

おかげさまで、多くの人がニューリンをプレイしてくれたし、

無料公開したキミトユメミシも、2年弱の期間をあけて、最近また感想をよく見かけるようになりました(エゴサで)

キミトユメミシ発売前は、全メインキャストのサイン入りMacbookAirを用意してもいまいち周知されなかったのに、

今では芋を勝手にランキングしても結構拡散してもらえます。
でも確かに、かじりかけのリンゴよりは芋のほうがいいかもしれない。

まぁとにかく今となっては、自分たちの作る世界、キャラクター、物語に
少なからずの人達が期待を寄せてくれているのを日々感じています(エゴサで)

そして過去2作の制作とパープルソフトウェアさんへの出張任務を経て、

自分たちでも

「よしよし、この方向、この基準ならきっとみんなの期待に応えられているぞ」

と、経験則に基づいた手応えを感じながら制作を進められるようになりました。

デビュー作から根気よくLaplacianを追ってくれている皆様の中には、

もしかしたらLaplacianの全力全裸芸を期待している人もいるかもしれませんが、

Laplacianも年をとります。

インパクト勝負の芸では、遅かれ早かれ限界がくるでしょう。

飽きられる前に先手を打つ。

これがなににおいても重要です。

例えばそう、日本の少子高齢化を加速させているセックスレス。

セックスレスも、なってしまってからの解消はとても大変なので、

セックスレスになる前に、夫婦でのセックスを習慣化するのが大切だそうです。

ちなみに我が緒乃家はパーフェクトセックスレスなので解消は大変です。

エロゲーもセックスも転ばぬ先の杖。

未婚の皆さんは是非今から肝に銘じておくといいと思います。

話がそれましたが、今作の企画選定においては

「今、Laplacianが1番みんなを楽しませられるのって、どういうものじゃろうね」

と発想していく中で、

「SF要素&理系要素」というジャンル、

エグい下ネタ執拗な童貞イジリ」という様式美

「ちゃんと泣ける」物語構成。

そんな、作品の根幹となる要素が見えてきました。

そして、これを同時に成立させる

「悪ふざけと大まじめの高速ピストン」

という、前作から一段階明確化&進化したブランドコンセプトを掲げ直しました。

なので、今作は作品ジャンルを「コミカル」とは謳いません。

主人公は、自分の全てを奪った存在を憎悪しているし、死への恐怖も感じています。

軽い会話劇だけではなく、主人公の心情描写も前作から意識的に増やしていたりもします。

確かなエンタメ作品でありながら、コミカルなだけではなく、激しく感情が揺さぶられるようなもの。

ジェットコースターのように、ドキドキワクワクヒャッハー!! がごちゃ混ぜになった体験。

企画・シナリオを担当する自分としては、今回はそういうものを提供したいと、現在3作目の制作にあたっています。




さて、今作でも発売まで、色々な切り口で作品の世界観・制作意図などをお伝えしていきたいと思っています。

その一環として、早速3月13日から始まるのがコチラのWebラジオ。

『未来ラジオラジオ』

です。

前作における『ニューリンゼミサテライト』のようなWeb番組ですね。

ただ、今作は“ラジオ”がキーアイテムになっているので、番組の方式もラジオに近いものになっています。

具体的には、定点カメラでプーチンを映しながら、裏でトークを配信したいと考えてます。

和みますからね、亀は。

あと、やっぱり作品の絵とかお見せできたほうがいいので、

動画配信でありつつ、ラジオ形式のWeb番組です。

ラジオらしく投稿コーナーもありますし、作品の舞台である2061年までに、作品世界で何が起きたのかを紹介するコーナーもあります。

いつも通り、探り探りで番組の方式は決まっていくと思いますが、こちらも是非、お楽しみ頂ければと。

配信は隔週火曜日ですね。

そしてゲームは発売後は、こちらもお馴染みとなりつつある、

『全批評を拾っていくネタバレ長時間配信』

も、予定しています。

前作は約400件のご意見を頂き、確か8時間程配信した気がします。

今回は何件、集まるでしょうかね。

前作の2倍くらいくるといいですね。

もし本当にそうなったら、そのときは皆さん、「あっ、Laplacianもそろそろ儲かってきやがったぞ」と、一緒にお祝いして下さい。

何件集まっても、どうにかして全批評を取り上げる方法を考えますので、こちらもよしなに。

予約開始から発売まで今作は3ヶ月。かなりタイトに設定しました。

Laplacianの運営方針は

ブランド自体を「追っかけているとなんか楽しい存在」にすることです。

作品がお手元に届くのはまだ先ですが、今作のお祭りは今日から始まります。

乗り遅れるなよ、このビッグウェーブに!!


緒乃